
ランニングブームの当初は男性はタイツなんて履くの?なんて思っていたこともありましたが、今やランニングをする男女には欠かせない存在になりました。
価格もピンからキリまでございますので、その効果はどうなのか、主な機能を説明したいと思います。
ランニングタイツ(スパッツ)の主な機能は
- 疲労回復・疲労軽減機能
- 関節のサポート機能
- 皮膚の保護機能
の4つです。
ランニングタイツによって機能が違いますので、『疲労回復に特化したランニングタイツ』や『サポートに特化したランニングタイツ』と様々です。
下記1~3の機能で得られる効果についてご説明します。
1.疲労回復・疲労軽減
適度に圧力をかけると運動時の筋肉の揺れを押さえることができ、エネルギーロスを減らすことができます。
なので、長時間ランニングしても脚の筋肉が疲れにくいという効果が得られます。
この機能はすべてのランニングタイツに付いていますが、さらに、足首→ふくらはぎ→太ももと段階的に圧迫力を変えて血流を良くする事によって疲労回復を促す効果を得られる着圧ランニングタイツもあります。
2.関節のサポート機能
骨盤をしめることにより体幹を安定させ、長時間ランニングしてもランニングフォームが崩れにくいという効果が得られるランニングタイツと、伸びにくい生地をテーピングのように配置させることによって膝を安定させ、直距離ランニングすることによる膝の痛みの予防+痛めてしまった膝の痛みの軽減という効果が得られるランニングタイツがあります。その両方の機能が付いているものが多く、各メーカーによる違いは締め付けとテーピング部分の強度です。
3.皮膚の保護機能
すべてのランニングタイツで得られるのは、UVカットによる日焼け防止効果です。タイツによって違いがあるのは保温効果です。生地の分厚さや生地の特性・質によって様々ですので、夏に冬用のランニングタイツを買ってしまわないように気をつけて下さい。
ランニングタイツの安価なモデルはヒザや腰のサポート機能はありません。
ファッション性やUV対策、防寒対策の目的での使用をメインに考えて頂ければ、
コストパフォーマンスは高いものとなりますので、目的に合わせて選んでください。

ランニングタイツの履き方
タイツを履く際に気になることですが、
「ランニングタイツのみで履いた方が良いのか」、それとも
「下にパンツ(下着)を履いた方が良いのか」と聞かれることがありますが、
正直、好みの部分となるでしょう。
基本的には下にパンツ(下着)を履いている方の方が断然多いです。
肌が弱い人は、擦れにより肌が傷つく可能性があるため下着は着用した方が良いでしょう。
その場合、速乾性のある下着をオススメします。
またタイツの上にランニングパンツを重ねるかどうかも、自由ですが、
直で履くと体のラインが、かなりくっきり出てしまうので人目が気になることもあるでしょう。
ランニングタイツのみで走る人は日本では少ないですが、しかし海外では一般的なので、タイツのみで走るということが日本でも流行になることもあるかもしれませんね。
■膝腰に負担を掛けたくないなら
ミズノBG9000
ランニングタイツの最高峰。ミズノ独自の新製法によりサポート機能を生地の間に内蔵。
軽さを求めるあなたへ、ノンストレスで腰・ひざ・筋肉をサポート。
■安価でまずはコスパ優先するなら
高機能タイツほどのサポートは要らない場合はこちらがオススメ。吸汗速乾素材で汗でベタつかず快適。伸縮性があるので動きやすく体にフィット。UVカット素材使用。